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10-46 ハイドン ピアノ・トリオ [CD]

やっと、ようやく、休みに入りました~
すごい解放感。

会社が休みになってこれほど嬉しいとは珍しい。(←仕事中毒)
ちょっと、忙しすぎましたから。

今日は良いお天気だったので、洗濯したり布団を干したりしながら、台所を綺麗にしました。
1年分のホコリを落としてすっきり。

で、例によって、台所で仕事をしながら聴いて、改めて感動したのが……

*****

ハイドンのピアノ・トリオ作品集(2 vols)。
演奏はフロレスタン・トリオ。

このトリオのリーダーはピアノのスーザン・トムス。
でもチェロのリチャード・レスターの存在感もすごく大きい。
ヴァイオリン(アンソニー・マーウッド)ももちろん……というわけで、3人が3様の個性と主張をもってアンサンブルをしているので、とても聴き応えがあります。

久しぶりにこのピアノ・トリオのCDを取り出して聴いてみて、やっぱり、ハイドン、いいなぁと思った。
乾いた心に水がしみこむように、音楽がしみてくる。
音楽のおかげで、人間に戻れる、という感じ。


ハイドンは何を聴いても同じ、というのは大きな誤解で、これほど、1曲1曲に「これでもか」とばかり創意をこらした人も珍しいと思う。
「マンネリ」の量産型作曲家とは全然ちがうのです。

凝り性というか、職人魂というか。

場をわきまえたマナーを決して踏み外さず、いかにして、目新しさ、新鮮な驚きを、聴く人に与えるか。
ハイドンはそういう挑戦をしていた音楽家なんだろうなと思う。

ピアノ・トリオなのに、ある楽章ではえんえんとピアノが一人でフーガ的なパッセージを弾きつづけたり……
ものすごく大胆なことをハイドンは時々やる。

そして、かっちりとした古典の形式(枠)の中から、抑えようもなくあふれだしてくる歌。
そういう時には彼は確信犯。
感情に身を委ねて思う存分に歌う。

「大人の」音楽、なんだなー


Piano Trios 1 Hob Xv. 24-27

Piano Trios 1 Hob Xv. 24-27

  • アーティスト: Joseph Haydn
  • 出版社/メーカー: Hyperion UK
  • 発売日: 2009/02/10
  • メディア: CD



Piano Trios 2

Piano Trios 2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hyperion UK
  • 発売日: 2009/10/13
  • メディア: CD



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