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11-11 ぶつぶつ [パウゼ]

コンサートのキャンセルが続いて、すご~く面白くない。

選挙も実に面白くなかった。番組開始と同時に「当確」だなんて。

しかも、今ごろになって「レベル7」とはなにさ。


……1カ月たって少しほっとしたところに余震続きで、イライラがたまっているようです。
八つ当たりなどしないよう、気をつけます~


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今週の「公演中止」のお知らせは、すみだトリフォニーホールのマリア・ジョアン・ピリスの一連のコンサートでした。
「スイス外務省が東京以北へ渡航すべきでない旨警告を発している」とのこと。

レベル7で、事態収拾の見込みがつかない状態では、当分、この状況は続くのでしょうね。ため息。


コンサートの興行・マネージ関係者はどれだけ苦しいことでしょう。
震災で、音楽活動のインフラまで相当の打撃を受けそう。

世界のクラシック音楽のマーケットを考えても、日本は大きな位置を占めているはず……
海外の関係者にも、少なからず影響はあるのでは。

ズービン・メータさんくらいしか居ないのでしょうか?
日本の聴衆のために音楽をしよう!という心意気のあるアーティストは。


*****

そんななか、「コンサート、するよ~」という話がいくつか入ってきたのでご紹介します。


高橋悠治さんの「カフカノート」。
波多野睦美さんたちの出演。
4月16日(土)・17日(日) シアターイワト
http://www.theatre-iwato.com/archives/kafkas-note-takahashi-yuji/

カフカの創作ノートに書き付けられた、「未完成の物語、へたな詩、小さな人影のマンガ」をヒントに?「音楽家と俳優が、訓練を受けていない技術でつづる「水牛」的原音楽と活人画」だそうです。
なんだかよくわからないけど、面白そうですねぇ。
シアターイワトの、この「岩」のマーク、かわいいな。


岡田博美さんのトッパン・ホール・リサイタル「ディアベリ変奏曲」。
4月21日(木)19:00
岡田さんは英国在住ですが、予定通り、来日されるようです。
ディアベリは人によってぜんぜん違い、聴きくらべが面白いので、行くつもり。
http://www.toppanhall.com/concert/detail/201104211900.html


カザルスホールを守る会 コンサート
4月27日(水)17:00~ 紀尾井ホール 
http://casals.us/docs/20110427.pdf
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201104110265.html

「守る会」の催しは、これまで何度か行っています。
震災で、コンサートを開催するかどうか議論もあったようですが、50人を超える出演者が参集しているので、延期して再度というのは難しい。震災へのチャリティもできたらという思いもあり、開催を決めたとのこと。
17時からの長いコンサートですが、曲のあいだなら入場はできると思います。
いろいろ面白い曲が並び、これぞ室内楽の祭典。楽しみ。


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今週、読み終わった本はコレ。 ↓
とても面白かったので、次回、改めてご紹介します。


モーツァルトを「造った」男─ケッヘルと同時代のウィーン (講談社現代新書)

モーツァルトを「造った」男─ケッヘルと同時代のウィーン (講談社現代新書)

  • 作者: 小宮 正安
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/03/18
  • メディア: 新書



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