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12-06 さいきん読んだ本 など [パウゼ]

桜、満開ですね!

春爛漫。
大好きなたけのこも出始めて、先週末には初物を味わいました。
やっぱり、旬のたけのこは美味しい!

Jazz Tokyo というサイトに、いくつか、コンサートのレビューが掲載されています。
イアン・ボストリッジ、東京オペラプロデュースの《修道院での結婚》、二期会《ナブッコ》など。

http://www.jazztokyo.com/live_report/report396.html
http://www.jazztokyo.com/live_report/report400.html
http://www.jazztokyo.com/live_report/report408.html

今週金曜日は「平河町ミュージックス」。
こんにゃく座の萩京子さん、大石哲史さんたちのパフォーマンスを見に行きます。
楽しみ。
『金色夜叉』の音楽なんて、ピアノがたった1台。すごいもんです。。。
http://www.jazztokyo.com/live_report/report406.html


読書のほうは、一転して和ものばかりです。
いささか支離滅裂ですが、いちおう、書き留めておこう。

宮部みゆきさんの『おまえさん』は、やっぱり上手いなぁと感心。
おすすめです。

去年が遠忌(没後)750年だった『親鸞』、
五木寛之さんの4巻本を一気読みしました。
以下続刊。こんなに長命だったのですね親鸞さんは。

法然-親鸞の浄土真宗ってそもそも何さ、と思い立ち、島田裕巳さんの著書で勉強しています。
いろいろな宗派の名前など、仏教系の用語は読み仮名が1回ふってあるだけではとても覚えきれない。。。
でも頑張って読み進めています。
同じ著者の『日本の10大新宗教』のほうが面白かったかな。


おまえさん(上) (講談社文庫)

おまえさん(上) (講談社文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/09/22
  • メディア: 文庫



親鸞 (上)

親鸞 (上)

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/12/26
  • メディア: 単行本



浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか (幻冬舎新書)

浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか (幻冬舎新書)

  • 作者: 島田 裕巳
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/02/29
  • メディア: 新書



日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

  • 作者: 島田 裕巳
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 新書



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11-32 生きてます [パウゼ]

10月下旬から続いた山あり谷ありの日々、ようやく昨日で一段落しました。

明日(11月23日)は、午前中、会社に出て仕事をしてから、上野文化会館に久しぶりにオペラを観に行きます。
黛敏郎の『古事記』です。

上野文化会館の開館50周年記念、だったかな。
楽しみです。

とりあえず、生存報告でした。



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11-30 体育会系日記? [パウゼ]

しばらくご無沙汰しました。

本を作るのが仕事。
とはいえ、今年の月1点ペースはたいへんきついものがあります。

先週(だったっけ?……もはや記憶もおぼろである)、月曜日に1冊校了して、水曜日に1冊分、印刷所に組み入れ、金曜日にもう1冊組み入れ、とやっていたら、ついにダウンした。

まる2日寝込んで、今日はなんとか復活。

こんな生活を10カ月続けていると、すっかり体育会系人間になった気がして、それはそれで新鮮……

「後ろを振り返るな!」
「決めたら迷うな!」
「少々のキズは勲章である!」

なーんて自分で自分に号令をかけつつ、走り続ける毎日です。
(しかし。キズってもしや誤植……?)

やればできる。
それはわかったら、来年はもう、こんなのはやめようね……

*****

明日は、ずっと前にチケットを買って楽しみにしていた、インゴ・メッツマッハーのコンサート。
アイヴズとショスタコーヴィチが聴きたかった。
一体どんな演奏だろう?
http://www.njp.or.jp/archives/category/program?meta_key=date&pr_year=2011&pr_month=10&pr_day=15


ほんとのところ、明日はもう1日寝ていたいけど。

コンサートは、その日・その時に・そこへ・足を運ばなければ聴けない。
それが良いところでもあり、辛いこともあり……


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11-27 太陽光発電 [パウゼ]

太陽光発電にした、と友だちに言うと、例外なく笑われる。

「そういう人が増えてるって聞いてたけど、ここにいたわ~ ははは」

というわけです。

確かに、笑われるのも無理ないな~ とは思う。
1つには、経費のことを考えると、「ほとんどバカ」と自分でも思うから。

工事の契約書にサインするまえ、家人とふたり、エクセルを駆使して(?)綿密に、経費を回収できるのはいったいいつなのか、本当に業者の言うとおり得なのか、を計算した。

結果、(綿密に計算したわりには詳しいことはもう忘れてるのだけど)、経費を回収して利益が出始めるのが、たしか10年以上先だったと思う。

太陽光発電に加えて、「エコキュート」なる、電気代の安い真夜中に、電気でお湯を湧かす装置も入れたので、その分、経費は増えているわけですが。


2カ月たって、良い効果と意外な効果がちょっとわかってきました。

○太陽光発電に切り替えると、電気代が、日中・朝夕・夜中、と段階的に差をつけるシステムに代わるので、電気代のかかることは夜中にやる、というように、節電の工夫ができる。たとえばいろんなものの充電とか、生ゴミ乾燥機とか、ドライヤーとか、洗濯機をまわすのをタイマーで明け方にするようにするとか。

○工夫といったって、実際にはたいした違いは生まれないかもしれないけれど、「自分の工夫次第で変えられるかも」という意識が、なんとはなしに嬉しいのであった。

○お風呂が電気システムになったので、なんと、ひと月のガス代が3ケタになった(残業ばっかりで、いかにふだん、家で料理をしていないかがわかる)。

○ソーラーパネルで発電した分が、使った電気を上回ると、余った電気を東電に「売電」することができる。多いのか少ないのか、よくわからないけれど、電気代は結果的に払わずにすみ、いくばくかのお金が東電から振り込まれるようになりました。

×発電のために、電気を食うらしい。ということを知ったときには、何やら腹が立った。太陽光発電にすると、「買電」と「売電」の数値が時々刻々表示されるメーターがつく。快晴の朝、着々と発電しているはずなのに、なぜか、「買電」の数値も高い。「いま、こんなに電気使ってるかな?!」と家中を点検してまわり、「おかしい。何かがおかしい」と1週間くらい妙に気になって、やたらに電気プラグを引き抜いてまわっていた。やがて、「ソーラーが電気くってるんだよ、きっと」という結論に落ち着いたわけ。

×ちょっとでも曇ると、とたんに発電能力が落ちる。

○「一般社団法人太陽光発電協会」というところと、居住地の自治体から、それぞれ補助金が出る。昨年度まではもっと率が高かったらしい。でも、それぞれ10万弱は返ってくるようなので、これはありがたいです。ほかに、東京都の助成金もあるらしい。

×「補助金がおります」というお知らせは来るものの、いつ振り込まれるのか、2つとも明記されていなかった。いちばん知りたい情報がない。仏つくって魂入れずである。

×友だちの典型的な反応がもう1つ。「じゃあ、こんど地震で停電したら、お宅に避難させてもらうわ」。残念でした。こんな小さなおうちの小さな屋根では、自家発電までは無理なんです~ 


このごろでは、通勤電車の窓から沿線の家を眺めていて、つい、「ああ、もったいない」と思ってしまいます。
日当たり抜群の、ひろびろ屋根がたくさん眼に入るもので……

「あれだったら、パネル16枚くらいはいけるんじゃないか」などと、つい勘定してしまう私でした。

*****

今日は、久しぶりの風邪で熱が出て、半日、仕事を休んで寝てました。
夜になってちょっと楽になったら、ふと寂しくなってブログを思い出した次第。
もう寝ます。

今日、読み終わった本は、これ↓ 宮部みゆきはやっぱりいいなぁ。


鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)

鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 文庫



タグ:太陽光発電
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11-24 ふ~ [パウゼ]

「猛暑」がついに戻ってきてしまいました。

この週末は2日とも会社に出て、いま帰宅。
明日あさいちで印刷所に入稿できそうなところまで、なんとか漕ぎ着けました。

仕事まみれで、これといって話題がないのが虚しいですが……


*****

7月から、我が家では太陽光発電を導入しました。

この不景気にエコローンまで組んで。
「先行き不透明なのに……大丈夫なんでしょうか?」
「いや、だめでしょう」
とか言い合いつつ、工事の契約書に判をおした私たちであった。


なんだか、暮らしがぜんぶ東電丸抱えになってる感じが嫌だったんですね。

実に小さな、くだらない意地ですが。


「エコキュート」というのも同時に入れたので、電気だけでなくガス代もかなり安くなりました。
「売電」した分がいくらくらいになっているか、まだ計算書が来ていないのでわからないけれど。
この分だと予想よりも早めに、かけた費用を取り戻すことができそうです。
先は長いけれど……


*****


昨日の原爆記念日は、やはりいろいろ思うところがありました。

「世界で唯一の被爆国」である日本が、原子力の恐ろしさを再び世界に知らしめる日が来るなんて。

地震大国、津波大国の日本の海辺で、54基もの原子力発電所が現に運転中だそうな。
このさき「想定外」のことはもう起こらないと、いったい誰が言えるのでしょう?


辞めると決めた首相でないと、「脱原発」を口にできないらしい。
なぜかは知らないけれど、現にそうなっている日本社会が、とても気持ちが悪いです。


No more Hiroshima
No more Fukushima... 


軽々に同列に語ってはいけないことではありますが……

66年目のこの夏、人類の「叡智」が時にどのような結果をもたらすか、ふたたび警鐘を鳴らすものとして受け止めたい。

安心して子どもたちにバトンタッチできる日本にしたいな、と思います。

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11-17 本番は無事 [パウゼ]

今週末も、ゆったりのんびり。
やっと疲れが取れてきたのか、電車で座れば爆睡、というのがなくなってきました。
暑いけど、そろそろ、コンサートも行きたいなぁ。


先日、歌の友だちの伴奏をしてきました。

この数年、ずっとアレクサンダー・テクニークというのに興味をもって、年に数回だけですが
レッスンに通い、本はずいぶん読んできたものの……

ついに! ようやく!

テクニークを活用して、まったくあがらずに本番を弾けるという境地(?)に到達。
こういうのは前回に続いて2回目なので、これは自信をもっていいのでは!と思いました。


もっと早くアレクサンダーを知っていれば、もっと音楽するのが楽しく、もっと上手になっていたかも……
くやしいなぁ。

でもこうなると、もっと弾きたくなりますね。
友だちをたきつけて、どんどん歌ってもらおう^^


ところで、ブログのタイトルを変えてみました。

ごろあわせみたいですが……

Inner Voice に耳を傾けることの多い自分だけど、音楽があると他者とつながれる、音楽のなかにいると他者と深いところで本当のコミュニケーションができる、という思いがあります。

自分の内に閉じこもらずにここまで歩いてこられたのは、音楽のおかげかも。


音楽のなかで、人と音楽のあいだで……

そんな思いをタイトルにこめてみました。




アレクサンダー・テクニーク やりたいことを実現できる〈自分〉になる10のレッスン

アレクサンダー・テクニーク やりたいことを実現できる〈自分〉になる10のレッスン

  • 作者: 小野 ひとみ
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



音楽家のための アレクサンダー・テクニーク入門

音楽家のための アレクサンダー・テクニーク入門

  • 作者: ペドロ デ アルカンタラ
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2009/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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11-16 隔靴掻痒 [パウゼ]

お天気は悪いけれど、ゆったりした週末を過ごしています。
来週に迫った本番のために、指ほぐしの特訓をして、伴奏のアレンジを作って……と、いつものことだけど付け焼き刃で準備中。

右手人差し指、マウス操作の反復運動で、やっぱりちょっと腱鞘炎?気味みたいです。
パソコンの操作環境をちゃんと見直さないといけません。。。


『ふしぎなキリスト教』を読み進めています。
疲れ気味なので、電車で座るとそのまま夢の中……のことが多いので、なかなかさくさくとは進まないんだけど。

隔靴掻痒の感じがどこからくるか、なんとなくわかってきました。
きっと、言い古されたたとえなんだろうなとは思いますが……

音楽する
恋愛する
信仰する

どれも、言葉で思索し語り合うことはでき、それ自体が文化にもなっていて、それはそれで面白いものではあるけれど。
やっぱり一番面白いのは、自分で実地でやってるときだ。と改めて思いました。

プールサイドに座りこんだまま「”泳ぐ”とは何か」、あれこれ考えていてもしかたないし。水にどぼんとつかってみれば、泳ぐことの真髄も面白さも苦しさも体感できる。


よく思うのですが、音楽家(演奏家)はキリスト教の理解が不可欠と思うのですが、聖書や参考書を読んで、ポイントを理解したつもりになっても、意味がないとは言わないけれど、もう一歩のところで届いていないと思うのです。

カトリックでもプロテスタントでもいい、1年間だけでも礼拝に毎週通ってみて、信仰者の生活を体感してみるといいのにな。と思います。

クリスマスがいかに嬉しく心はずむものか、復活祭のめぐってくる春がいかに神秘の力に満ちた季節か、たぶん、信仰生活の四季を経験して初めて、なんとなくわかってくるものがあるのでは、と思う。

少なくとも私は、クリスチャンになって初めて、クラシック音楽の底流に流れているものを少し、理解できたというのは不遜だけど、うかがい知ることができたように思って、それはすごい発見でした。


1週間に1度必ず礼拝に通うって、実はものすごく努力がいることなのですが、でも考えてみれば、礼拝の時間は、1週間にたった1時間なんです。
累計すれば年間で53時間。ただこの53時間は、決して小さい時間ではありません。


と、言いつつ……

明日の礼拝は、仕事の打ち合わせが入っていて行けません。
1週1度の魂の洗濯ができないのはつらい。。。

来週を楽しみに。







タグ:キリスト教
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11-14 あともうちょっと [パウゼ]

5月って、あったっけ?
と思うくらい早い1カ月でした。
生きてます。。。


ずっと片付けていた、亡くなった身内の家ですが、今週、ようやく、引き渡しが終わります。
久しぶりに、週末ののんびりした気分というのを思い出しました。

ほとんどすべてを処分するという悲しい作業。
過酷な日々でしたが、3つだけ、間をつないでくれる人があって、被災地に送ることができました。
その最後が冷蔵庫。
今日、「着きましたよ!」という連絡がありました。なんと嬉しかったことか。


家電リサイクルで処分するのより、運送費だけで10倍以上の費用がかかる。
こんな未曾有の災害で、冷蔵庫をたった一つ、それだけのお金をかけて送ってみても、いったい何になるだろう?
海辺の砂を数えるような虚しさではないか。
運送業者さんは、どこに電話しても断られてばかりだし。
自己満足に過ぎないのかな? 偽善かな? いろいろ考えてしまいました。

でも、配送のアテもないまま「送れるといいな~」と思って、家人と2人で冷蔵庫を磨いていたら、なんだかとても幸せな気分になったのです。
喜んで使ってくれる人がいるなら、やっぱり送りたい。
ぴかぴかになった冷蔵庫を眺め、絶対送るぞと決意を新たにしました。

いろいろあって、1つだけ受けてくれる業者さんが居て、無事に今日、届いたわけです。
津波で家を流されてしまったご家族だそうです。
古いけど大型の冷蔵庫だから、家族4人の暮らしには便利かもしれない。
新しい生活が軌道にのるまで、当座しのぎでいいから使ってくれれば嬉しい。
良かったです、本当に。

ちなみに運送料は、私ひとりでは難しく、家人の協力、所属教会の復興支援プロジェクトのサポート、それに牧師の個人的なサポートもいただいて、工面することができました。感謝。

*****

仕事は相変わらず、急ぎ仕事を終えると次の仕事に急いでとりかかるという状態。
どこまで続くミッション・インポッシブル(←最近こればっかり言ってます。)
月2点の刊行が11月まで続くという予定が組んである。本当か??

今朝、ともかくも1点校了にしたので、少し解放感にひたっています。


このところ、行き帰りの電車ではゲラを読み、帰って寝るだけの日々なので、音楽が聴けず、本も読めない。
忙しいけれど、精神的な活動はストップしているということが、このブログを見るとはっきりわかります。。。

どこかで立て直さねば。
このブログがそのきっかけになるといいな。

ではではまた。













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11-13 白いカーネーション [パウゼ]

雨ですね……
もう梅雨みたい。


震災からまる2カ月。
被災地も原発も、事態は良くなっているとはとても言えないけれど。
母の日、がれきと化した街の一角。
仮設の花屋さんの店先で白いカーネーションが揺れていました。胸が痛かったです。

忙しくても、被災地のことが頭からすっかり消えてしまうことはないものですね。
きっと、同じ気持ちの人がたくさんいると思うけれど……


連休は、2月末に亡くなった身内の家の片付けと、仕事とで終始しました。
そのおかげで、会社が始まっても休みボケがまるでなかった! これは結構、おかしかったです。

でも、パソコン仕事を集中してやりすぎて、右手人差し指が腱鞘炎ぽいです(クリック・クリック!)
これには困りました。
6月にはピアノの本番があるのです。ヤバイ。


でも、今日、数ヶ月来引きずってきた仕事がなんとか見通しがつきました。
もう一つ、新しい本の見本もできてきました!
バンザイ!!

今日はコンサートの帰りに、ひとりでビールのんで御飯食べてケーキも食べて、フルセットでお祝いしてきました。
淋しいおひとりさまに見えたかも知れぬが、本人的にはすごくハッピーな晩餐であった。


というわけで(?)、もうしばらくお待ちください。^^

今日、電車のなかで読んでいたのはコレです ↓



ふらんす 2011年 05月号 [雑誌]

ふらんす 2011年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2011/04/22
  • メディア: 雑誌



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11-11 ぶつぶつ [パウゼ]

コンサートのキャンセルが続いて、すご~く面白くない。

選挙も実に面白くなかった。番組開始と同時に「当確」だなんて。

しかも、今ごろになって「レベル7」とはなにさ。


……1カ月たって少しほっとしたところに余震続きで、イライラがたまっているようです。
八つ当たりなどしないよう、気をつけます~


*****

今週の「公演中止」のお知らせは、すみだトリフォニーホールのマリア・ジョアン・ピリスの一連のコンサートでした。
「スイス外務省が東京以北へ渡航すべきでない旨警告を発している」とのこと。

レベル7で、事態収拾の見込みがつかない状態では、当分、この状況は続くのでしょうね。ため息。


コンサートの興行・マネージ関係者はどれだけ苦しいことでしょう。
震災で、音楽活動のインフラまで相当の打撃を受けそう。

世界のクラシック音楽のマーケットを考えても、日本は大きな位置を占めているはず……
海外の関係者にも、少なからず影響はあるのでは。

ズービン・メータさんくらいしか居ないのでしょうか?
日本の聴衆のために音楽をしよう!という心意気のあるアーティストは。


*****

そんななか、「コンサート、するよ~」という話がいくつか入ってきたのでご紹介します。


高橋悠治さんの「カフカノート」。
波多野睦美さんたちの出演。
4月16日(土)・17日(日) シアターイワト
http://www.theatre-iwato.com/archives/kafkas-note-takahashi-yuji/

カフカの創作ノートに書き付けられた、「未完成の物語、へたな詩、小さな人影のマンガ」をヒントに?「音楽家と俳優が、訓練を受けていない技術でつづる「水牛」的原音楽と活人画」だそうです。
なんだかよくわからないけど、面白そうですねぇ。
シアターイワトの、この「岩」のマーク、かわいいな。


岡田博美さんのトッパン・ホール・リサイタル「ディアベリ変奏曲」。
4月21日(木)19:00
岡田さんは英国在住ですが、予定通り、来日されるようです。
ディアベリは人によってぜんぜん違い、聴きくらべが面白いので、行くつもり。
http://www.toppanhall.com/concert/detail/201104211900.html


カザルスホールを守る会 コンサート
4月27日(水)17:00~ 紀尾井ホール 
http://casals.us/docs/20110427.pdf
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201104110265.html

「守る会」の催しは、これまで何度か行っています。
震災で、コンサートを開催するかどうか議論もあったようですが、50人を超える出演者が参集しているので、延期して再度というのは難しい。震災へのチャリティもできたらという思いもあり、開催を決めたとのこと。
17時からの長いコンサートですが、曲のあいだなら入場はできると思います。
いろいろ面白い曲が並び、これぞ室内楽の祭典。楽しみ。


*****

今週、読み終わった本はコレ。 ↓
とても面白かったので、次回、改めてご紹介します。


モーツァルトを「造った」男─ケッヘルと同時代のウィーン (講談社現代新書)

モーツァルトを「造った」男─ケッヘルと同時代のウィーン (講談社現代新書)

  • 作者: 小宮 正安
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/03/18
  • メディア: 新書



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