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11-23 パウル・クレー展 [展覧会]

雷ゴロゴロ……
今週は、梅雨に逆戻り。
急な雨はちょっと困るけど、暑すぎないのは助かります。


今日は、仕事がらみで都心に出かける用事があったので、その帰り、前から見たかったパウル・クレーの展覧会に行きました。

竹橋の近代美術館、「パウル・クレー 終わらないアトリエ」というタイトルです。
http://www.momat.go.jp/Honkan/paul_klee_2011/index.html

もしかして、美術展を見に行くのは1年ぶりくらいかもしれない。
仕事でいっぱいいっぱいになっている心に風を通したくて、いつもと違う何かをしようと思いました。


この展覧会、実は明日までなのです。
混むだろうなぁと思ったら、案の定、入場規制で行列ができていました。
が、案外待たずに入れたし、場内に人は多かったものの、絵をゆっくり見るのに不都合なほどではなかったです。


絵を見るって、やっぱりいいですね。

特に「アトリエ」などと言われると、子どもの頃、父のアトリエの片隅が私の遊び場だったので、懐かしくも切ない。
アトリエにふりそそぐ光、油絵の具の匂い……クレーのアトリエの写真を眺めながら、いろいろ思い出したりしてました。


ものすごく地味な作品だけど、「結晶化」というほとんどモノトーンの絵が、今回出会ったなかではいちばん印象に残ったでしょうか。

ほかは、やはり「蛾の踊り」とか、「カルイアン、門のまえで」とか。
なんともいえず美しい色彩。
こんな絵が描けるなんて……


以前どこかで見て、気に入って絵葉書をずっともっていた絵が展示されていました。
突然、旧知の友だちに出くわした気分。
そうか、きみは「鉛直」なんていう名前だったのね。……鉛直って、ずいぶんカタイ名前だねぇ。似合ってるような、そうでもないような……


ご興味ある方はぜひどうぞ。見応えありました。



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